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お知らせ

2021.02.08 新型コロナワクチン接種って、本当に怖いの?

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ちょうど中国武漢で謎の肺炎を起こす感染症が表沙汰になって1年が経ちました。この1年間を振り返って見て、「あれっ、この1年間何をしてきたんだろう?」と思ってしまいます。何から何まで自粛続きで、診療所で仕事していたことしか思い出せません。この先もこんな生活が続くのかと思うと暗い気持ちになります。そして、この状態から脱出するにはやはりワクチン接種しか方法ないのだろうなと思っています。

ところが、いざワクチン接種が今春から始まるよと報道されだすと、なぜか予防接種を躊躇っておられる方が少なからずおられます。

何故でしょうね?

確かに今までにないウイルスの予防接種ですよね。未知数の部分がまだあり、打って大丈夫かという不安感はあります。また、マスコミで、接種した後にアナフィラキシーショックを起こしたというアメリカの看護師のインタビュー画像が度々流されました。インパクトありましたね。あんなの見たら不安いっぱいになります。でも、筋肉注射を受けている時も痛そうな表情をせず、その後も普段通りの生活をしている多くの人達の姿は報道されませんでした。不公平です〜。マスコミはなんで例外的な人ばかり繰り返し報道するのでしょうね。なんで多くの人の経験談を報道しないんでしょう? きっとマスコミは多くの人達の意見には興味ないんだと思います。

さて、アメリカ疾病対策センターが発表したワクチンのアナフィラキシーショックの頻度と、日本の抗生物質や検査用造影剤での頻度を記します。

100万人当たり、ファイザー製ワクチン:5人、モデルナ製:2.8人インフルエンザワクチン:1.4人、ちなみに抗生剤はなんと370人以上(種類により異なります)、造影剤では重篤例:40人と言われています。あれだけ新型コロナワクチンは怖いかも!と煽っておきながら、普段、受ける抗生物質の点滴や造影CTの怖さについては比較しません。食物アレルギーでアナフィラキシーを起こし死に至る確率も100万人当たり13.5~27人とされていますから、新型コロナワクチンが起こすショックは決して多くはないと思います。

アナフィラキシーショックはワクチン接種後、20~30分以内に起こり、その対処方法は抗生剤や食物アレルギーでのショックと同じです。これらを考えると、ワクチンに対する不安は少しは軽くなると思います。

この正月、他に行くところもなく、いつもの箕面の滝まで往復5.6Kmの散歩に出かけました。散歩道に沿って流れる清流でまさかの山椒魚を見つけました。山椒魚ですよ! 動いています!初めて見た〜 

2020.12.13 年末年始の休診のお知らせ・・・12月27日(日)から1月3日(日)までお休み致します

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新型コロナウイルス感染者が遂に全国で3000人を超えてしまいました。大阪でも429人(12月11日)と最多を更新しています。えらいこっちゃ! です。 さらに最近の傾向として高齢の感染者が増えてきました。12月11日の陽性者429人のうち、70代が60人、80代以上が45人、合わせて105人でした。4人に1人が70歳以上です。高齢になればなるほど重症・死亡に至るケースは多く、東洋経済社の資料によると80代以上で12.6%、70代で5.1%と高い死亡率を呈します。一方、60代になると1.5%、50代では0.3%と死亡率は下がっていきます。年齢以外の要素もあるはずですが、とにかく高齢の方々は感染しないよう生活防衛する他ないようです。また11月になってから、あちこちの高齢者や障害者の介護施設でクラスターが多発しています。介護するには身体に触れざるを得ないため、施設内の誰かが感染受けると一気に広がるのでしょうね。介護の現場で頑張るスタッフの心労は大変なものと思います。

この状況に関して気になる先例があります。欧州で既に多数の介護施設でクラスターが発生し、スペインでは死亡者数29,011人のうちなんと19,824人(68%!が高齢者介護施設からの死亡と報告されました(文藝春秋10月号、p242-251)。フランスやイギリス、ベルギーなど西欧諸国も同様とのことですから、日本も同じ轍を踏まないよう国は一刻も早くクラスター発生時の指針を出すべきと思います。少なくとも現行の感染症法(指定感染症1−2類相当で本来は全員入院措置)は改めるべきです。積極的な治療は要らないが介護を必要とされる人達で病院が一杯になれば、一気に医療崩壊し、心筋梗塞や癌の治療が受けられなくなってしまいます。ホンマにえらいこっちゃ! です。

 

さて、そんな中、当院年末年始のお休みを頂きます。すみません!!!  12月27日(日)から1月3日(日)の間、何かありましたら吹田市休日診療所をご利用ください。

左には、箕面の滝の遊歩道途中にある「時習堂」の外観とそこに展示された松下幸之助さんの色紙を載せました。箕面の滝までは運動目的で何度も歩くのですが、少し離れた所にひっそりとあるため、その存在に気付きませんでした。日本の偉人さんの資料が展示されていますが、松下幸之助さんの書字がとても上手で目に着きました。「前進」・・・そうですね、こんな時相ですので励まされました。

2020.11.03 発熱や風邪症状で受診される方へのお願い 必ず事前電話予約して下さい!

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まだまだ新型コロナウイルス感染の陽性者数は減りませんね。先月辺りから大阪府内は100人を超える日が続いています。感染しているか否かを判定するPCR検査件数は毎日およそ2000件ですので約5%の陽性発見率です。幸い軽症者がほとんどなのがせめてもの救いです。でも、これから冬に向かいますので感染陽性者数は増えてきそうで、憂鬱ですね。

 

さて、当院は診療所の出入口が一つしかなく、疑感染者を隔離できる間取りになっていませんので、発熱された方・風邪症状の方の診察を通常の診察時間帯に行うことが出来ません風邪以外で受診される方とのニアミスを避けるために普段の患者さんの診察を全て終え待合室が空になった時点で、発熱・風邪症状の方の診察を行っています。診察を希望される方は事前に電話でご連絡頂けたら予約を致します。なお一人診察する度に診察ブースをアルコール消毒していますので、診察人数にも限りがあります。予約状況では予約日が少し先になる可能性もありますことご了承ください。

このため、事前連絡なく直接、当院に受診を申し出られても診察をし兼ねます改めて電話にてご予約下さいますようお願い致します。今年1月末から「発熱や風邪症状を呈する方は肺炎を疑うほどのひどい咳や倦怠感がなければ、4日間ほど自宅で養生し経過を観察して下さい。その上で新型コロナ相談センターにまず電話相談して下さい」と行政から要請されていました(左の写真は1月31日の新聞から)。しかし、このところ新型コロナへの恐怖感が薄れてきたせいでしょうか? 熱があっても直接、当院を受診して来られる方が増えてきました万が一、新型コロナに感染しておられたら(軽症の陽性者は大勢おられます!)、その場に居合わせた他の患者さんに移し兼ねません。新型コロナ感染を終息させるためにもマスク着用しお互いソーシャルディスタンスを取りましょう。

 

なお当院は新型コロナPCR検査もインフルエンザ迅速キット検査も出来ません。問診中心の診察でこれらの検査が必要と判断された場合は検査可能な医療機関へご紹介させて頂きます。

2020.10.28 厚労省さん、何考えてんねん。ちゃんとやってよ!

朝晩は寒くなってきました。流石にもうすぐ11月ですものね。

さて、インフルエンザ予防接種の件ですが、この時期になっても「予防接種無料のハガキが届いたから予防接種を受けたい」という高齢の方々が来院されます。えっ、役所から無料券が送られてきたから予防接種を受けるのですか? この現状に悩んでいます。

以前にこのお知らせでお話ししましたが、

   インフルエンザの流行を予防するためには若い世代の予防接種が最も大切です。

   高齢者の予防接種ではありません。

2001年の疫学調査になりますが、学童の集団接種には高齢者の死亡を低下させる効果があったと報告されています。

一方、高齢者や基礎疾患を持つハイリスク患者さんを対象に予防接種を勧めても高齢者の死亡を減らすことは出来ないという報告が米国などで多く出されています。このことは厚労省が最もよく知っているはずです。その昔、日本でワクチン接種のマイナス面ばかりが強調され、1990年代、学童集団接種が中止された時期がありました。しかし、その結果、高齢者の死亡数が増えてしまいました。一方、学童への予防接種は幼児死亡も抑えることが判っています。これらの研究結果は、厚労省が医者はこれでも読んで生涯勉強しなさいと言って来た教科書(生涯教育シリーズ87、日本医師会雑誌第143巻特別号:感染症診療update)にちゃんと書いてあります。

この効果を「indirect protection」(間接的予防)と表現し、これは公衆衛生専門家でなくても医学を勉強した人なら常識として知っていることです。

本来、インフルエンザワクチンは個人のためだけではなく、その家族や社会のハイリスクの人達を守るためでもあります。

本当に日本でインフルエンザを流行らせたくないのなら、真っ先に無料で幼児や学童に予防接種すべきです厚労省はこのことを知っていながら高齢者優先で予防接種を勧めて来てるんですね。厚労省のやっていることは理解できません。と今更言ってもね・・

当院は高齢者専用の診療所です。その点は自分の立場をわきまえて予防接種していますので、遠慮なく注射に来てください。

 

あの〜、当院で手に入れられるワクチンは既に予約で一杯です。申し訳ありません。

2020.10.28 年末年始の休診お知らせ

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1年経つのは速いです。半袖のシャツを仕舞い込んだらもう年末年始の計画です。

昨年の今頃は新型コロナの事なんか全く知らず、紅葉を何処に観に行こうかなんて家族で話していました。今年は、この冬何処まで新型コロナがぶり返すのか?インフルエンザも例年通り流行るのか?の話題ばかりです。本当に今年は新型コロナに振り回され放しです。来年は新型コロナ、勝手に終息して来ないかなあ・・・ 無理なんでしょうね、現実は。

 

でも、少なくともインフルエンザは流行しないと勝手に思っています。例年と違って、今年は37度Cの体温があるだけで職場や学校には行かず、自宅でテレワークする行動様式に変わっています。前回のお知らせでお話ししたようにインフルエンザに罹る・移すのは子供や若い世代です。インフルエンザは感染すればまず発熱・関節痛で気付きますので、無理して通勤・通学しなければ拡がることはないでしょう。一方、新型コロナは無症状の感染者が少なからずおられますので、気付かないまま外出しうっかり移してしまうことになります。これが問題なんです。

 

さて、今度の年末年始も休診日を設けさせて戴きます。今年12月27日(日)から来年1月3日(日)までの8日間、休診致します。

国が勧める1月11日までの長期休業! 信じられへん。当院は1月4日(月)から診療再開しますので宜しくお願いします。

左の写真は多くの人で賑わう神戸南京町の様子です。10月25日日曜日、いい天気でした。店先に並ぶ小籠包が美味しそうで、つい食べ歩きしてしまいました。

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