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お知らせ

2021.06.17 新型コロナワクチン接種(7−8月分)の追加予約をお受け致します

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またまた新型コロナウイルスの話です。ええ加減、この話終わりたいですね・・・

このところ大阪府の新規新型コロナ陽性者数が100人を切っています。素直に嬉しいです。6月に入って緊急事態宣言が始まり、もう3週間目に入ってますしね。ワクチン接種も普及してくれば一層、陽性者数も減るでしょうね。

前回、ワクチン接種普及の進んだ米国や英国の感染状況をお伝えしましたが、我が国でも先行し接種した医療従事者の感染者数が激減しているようです。更に、高齢者についてはまだ感染頻度を抑えたという報告は出ていません(もともと高齢者の感染数は少ないですが)、それでも接種受けた高齢者の中和抗体はきちんと上がっていたと報告されましたので、ワクチン接種するか否かで悩む方には参考になるデータと思います(左図)

 

さて、当院も6月初旬からワクチン接種(高齢者分)を開始しました。幸い、皆さんアナフィラキシー反応もなく、接種を済まされています。本音として不安感を抱きながら始めた接種ですが、要領が分かってくるにつれ、ワクチン接種回数をもう少し拡大出来そうです。7月中に高齢者接種(1回目)を終えたいという政府の意向もあり、当院へのワクチン配給量が増えることになりました。

前回、7月5日から9月分のワクチン接種の予約を行いますとお知らせしましたが、ワクチン配給の増加に伴い7月の接種日(7月分)を増やし、その予約を前倒しすることに致しました。足腰の不自由な方を優先することには変わりありませんが、65歳以上であれば7月中に接種できると判断しています。また65歳未満の方についてもまもなく接種券(クーポン券)が届くことと思います。65歳未満の方でも接種券が届いた方は当院での接種対象となりますので、7月後半からの接種予定として予約を受付けることと致しました。

まだワクチン接種の予約が出来ておられない方は電話で予約申し込みを随時お受け致しますので、7月5日まで待たずにご連絡ください。

予約の段取りは前回、7月5日からの予約登録と同じです。当院に電話申し込みした戴きましたら、後日、接種日時をご連絡させて戴きます。

 

 

 

2021.05.26 9月分の接種予約を受け付けます(後編)

予約方法について   ① → ② → ③

①電話にて予約の申し込みをお受けします(予約登録受付)。 

7月5日(月)から電話にて接種予約の申し込みを受け付けます。

この受付時にはまだ接種確定の日時はお知らせできません。

電話対応のできる時間帯は、

午前9時から12時まで、午後は4時から6時までです。当院受付カウンターでの予約は承りませんので、ご留意下さい。また予約登録が予定人数に達しましたら、それ以降の受付は終了となりますので、ご了解下さい。

 

②後日、当院から接種予約日時確定の連絡を致します。

①の予約申し込みを済ませた方(予約登録)について、受付させて頂いた順番を基本に接種日時を判断し、後日(およそ2日後)、当院から接種日時の連絡をさせて戴きます。当院で予約登録をなさった方には全員当院での接種を予定していますが、集団接種会場に足の運べない方を優先させて戴きたく、その結果、足腰の丈夫な方は接種の順番が遅れる可能性がありますこと、また優先対象の方が余りにも多い場合、当院での接種を承りかねることがあり得ることをご了解下さい。

 

③接種日時確定の連絡 ② を受けたら、早々に当院まで「接種予約票」と「接種に関する資料」を受け取りにお越し下さい

この度のワクチンは世界で初めてのmRNAを用いたワクチンであり、これまでのインフルエンザワクチンなどと異なり、接種に関する注意事項を予めご理解ご承諾を頂く必要があります。

事前にお渡しする資料を必ずご一読頂き、理解されてから接種を受けて下さい。

 

9月分接種では78人分ご用意しています。診療の合間に施行するため、僅かな人数しか接種出来ません。

接種をお急ぎの方は是非、集団接種への申し込みをお勧めしております。なお優先対象者の判断目安は、85歳以上か歩行困難で車椅子・杖歩行をなさっておられる方としております。

2021.05.26 9月分の接種予約を受け付けます(前編)

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65歳以上の高齢者を対象にした新型コロナワクチン接種がようやく始まりました。良かったです・・・

計算し尽くされた号令ではないようですが、少しでも早くワクチン接種が浸透すればいいなと思っています。ただ、肝心な経済活動を担っている現役世代に接種が行き渡らない限り、感染者数は減らず、緊急事態宣言頼みが続くと思います。ワクチンの供給量に目処が付いたのなら、一刻も早く現役世代にも接種始まるよう新たな号令をお願いしたいものです。

左には横浜市大、山中竹春教授の研究グループが発表されたファイザー製ワクチンの効果を載せました。素晴らしいです!2回の接種でどの変異株にも9割以上の人に中和抗体が見られました。すなわち、新たな変異株が出てこない限り、このワクチンは有効ということでしょう。

 

さて、吹田市では出来るだけ早く多くの方が接種を受けられるよう集団会場での接種を勧めています。しかし、その接種会場まで足を運ぶのが難しい高齢者がおられる現実があり、各診療所ではそうした方への配慮を考え個別接種を行うこととなりました。当院も5月10日に接種予約を図りましたが、予約できたのはお元気な高齢の方が大多数で、8月分までの予約が埋まってしまいました。そこで次回の接種予約では接種会場まで足を運ぶのが難しい方をできる限り優先させて戴きます。また前回(5月10日)は予約を求めて早朝からお越しになった多くの方でロビーが大混雑し、3密以上の状態を招いてしまいました。これはいけません。当院の甘い段取りを猛省し、次回は電話での予約申し込みのみとさせて戴きます。

予約受付の詳細は後編にてお話し致します。

2021.05.18 次回、当院の接種予約は足腰の弱い方を対象にさせて戴きます。

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左には先日の日経新聞に載った記事の見出しをアップしています。我が国ではこの大型連休を中心とした緊急事態宣言で人流を抑えましたが新型コロナウイルス感染は抑えられませんでした。むしろ、いくつもの県に緊急事態宣言を広げざるを得ないところまで状況は悪化しています。一方、米国や英国などではワクチン接種の普及が進むにつれ感染者数は激減し、マスクなしで経済活動が再開しつつあります。羨ましい〜

この違いは何でしょう? 

ワクチン接種の普及率の差でしょうね。新しい技術を用いたワクチンに不安を抱くのは止むを得ませんが、疫学的にはワクチン接種が浸透すると新型コロナウイルスの制圧度も上がってくることを示していると思います。

日本ではまだ医療従事者の接種すら道半ばなのに、菅首相の鶴の一声で高齢者の接種を7月中に終えると謳いました。この形振り構わぬやり方の賛否は別にして、ワクチン接種の普及が早まるのは良いことと思います。現場はそれはもう大変ですが・・・

そして一刻も早く、経済活動をしている現役世代への接種を進めて欲しいものです。現役世代に接種しない限り、この悲惨な現状から脱却できないと思っています。

 

さて、当院では吹田市の集団接種会場に出かけるのが困難と思われる患者さん向けに僅かながら個別接種の段取りを立てました。吹田市の広報誌には敢えて載せず、内々に計画したつもりでしたが、お喋りな院長(小生ですが)が「当院でも接種します、予約受付は5月10日からです」と診療の内外でお話ししたため、予約開始日はどエライ3密の状態となりました。皆さんにとってはそれだけ待ちに待っていたワクチンの接種予約だったと思います。朝の早くから大勢の方がお越しになり、半数の方は8月までの予約をして帰られましたが、残りの方は予約が取れず、本当に申し訳ない思いです。一方、終わってみれば、朝早くから来院し長時間待つことができる元気な方々が予約できたということでした。予約方法を公平にと考えたやり方でしたが、肝心な足腰が弱く行動力のない高齢者にはハードルの高いやり方だったと後になって反省しています。

次回の当院での接種予約は吹田市の集団接種予約開始の後になる予定です。9月以降の接種となりますが、集団接種に行けない足腰の弱い高齢者(85歳以上か車椅子・杖歩行される人)を対象にして予約を受付けるつもりです。集団接種会場に足を運べる方は当院での接種をご遠慮ください。どう考えても集団接種枠の方が明らかに早いですから。

 

2021.05.13 今後の当院ワクチン接種の予定と最近、思うこと

先日の5月10日は当院を含む全国のあちこちでワクチン接種の予約受付がなされましたが、どこも僅かな予約数を求めて大混乱だったようです。待ちに待ったワクチン接種予約開始でしたが、肝心なワクチンそのものが圧倒的に少なく、かえって高齢者の方々の不満が募っただけでした。情けない話ですが当然の成り行きだったと思います。

菅首相は7月末までに3600万人おられる高齢者の接種を完了させると壮大なアドバルーンを上げました。なんと2ヶ月間でです。480万人いる医療従事者のワクチン接種が今年2月17日からスタートしたのですが、3ヶ月も経った今、まだ大阪府では1回目ですら39%しか接種できていません。当院スタッフもまだです。なぜならワクチンの配給が圧倒的に少ないからです。接種を受けやすい環境にいる私たちですら接種をまだ受けていないのに、5月から高齢者の接種を開始し7月に終えるなんて、どんな魔法を使うのか本当に気になります。

なるほど!厚労省健康局健康課予防接種室が6日、各都道府県衛生主菅部宛てに「5月から始まる高齢者の接種にワクチンが届かない場合があり、その場合は医療従事者用に配送されたワクチンを一時的に融通することも検討するよう」通達が出されていました。ふ〜ん、菅首相がアドバルーンを上げた手前、医療従事者への接種を遅らせてでも高齢者接種が5月から円滑に進むよう市町村に圧力を掛けているのですね! 5月10日以降、順次大量のワクチンを配布する見込みと厚労省は発表しましたが、これは見込みです。ここに来て俄然、ピッチが上がりました。総務省も地方自治体に7月末までに接種を終わらせるよう再三指示しているみたいです。なんででしょうね? そういえば今秋、衆議院選挙がありますね・・・ 以前、安倍首相の時にも忖度って言葉、話題になりましたが、菅さんの一言も凄いです。

はっきり言って接種が遅れている理由は国がワクチンを早く確保しなかったためです。法に法ってワクチン認可するには時間が掛かる? 安全性が第一? 今、一種の戦争状態でしょう。ワクチンを打つ前の予診票にも無駄な項目が多すぎます。もっと容易に接種できるよう法改正すべきでした。国会議員はなんで超党派でワクチンを巡る法改正せんのや〜

 

さて、当院は先日の予約受付で3ヶ月先までの予約が完了となりました。吹田市の第一次集団接種も予約完了となりました。

すみません・・・兎に角、ワクチンがありません。また、初めてのワクチンであり、アナフィラキシーショックの事ばかりマスコミが取り上げた時期があり、インフルエンザのように接種できません。最近はアナフィラキシー反応の事より、予約したくても予約出来ない事ばかり報道されますが・・・ 因みにこのワクチン、ヨーロッパから随時輸入しますから、もし輸入停止(輸出停止か)となったら、お終いです。

しかし、これで日本の本当の力がどれほどのものであるか知らされました。

当院予約受付終了後、早々から次の接種予約はいつからかと問い合わせを受けますが、吹田市にどれくらいワクチン配給があるのかで異なってきます。吹田市も国からの配給待ちですから将来のことを確約なんてできません。6月中旬に吹田市が第2次の集団接種の予約を図るとのことですので、この頃には当院へのワクチン配給量も明確になると思っています。ただ、次回の予約分は7月をとっくに過ぎた9月以降分ですので、菅首相の謳う7月末まで間に合いません。菅首相の言葉を信じるなら7月中に吹田市の集団接種や大阪府の大型集団接種会場に多量のワクチンが配給されることでしょう。お急ぎの方は集団接種を受けるほうが得策と思います。