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2023.01.01 新年を迎えて思ったこと

明けましておめでとうございます。

「年越して元旦を迎えておめでとう」ん? 何でやろう? ふと、そう思いました。小生、今年で6度目の年男となり、もうこれ以上、歳取りたくない!!! 年越してめでたくも何ともない・・・ 

一年365日って、単に地球が太陽の周りをちょうど一回転し(正確には微妙にズレがあり、その結果、閏年が造られたそうですが)元の位置に戻ってきただけやないの? 1年経って元に戻ってきたことは一つの節目ではありますが、何で祝うんでしょうね?

 

考えてみました。

昔はこんなに易々と年を越せなかった・・・ 結核を初めとする感染症(疫病)、飢饉そして戦さ。これらが、ほんの少し昔までは私たちの身の周りに絶えずありました。滝廉太郎、樋口一葉、石川啄木、高杉晋作らは30歳を待たずして死去されています。江戸時代の平均寿命(推定)32〜44歳、明治時代44歳、大正時代43歳だったそうです(いろは出版:寿命図鑑から引用)

昔の人の人生は短かったんや〜!

こんなに短い人生なら一年一年歳を越すのは大変だったと思われます。だから大晦日・元旦という節目に際し、「昨年一年無事生き延びられた。有り難いことです、また今年も無事過ごせますように」という想いが強かったんでしょうね。

一方、今は2022年で、男:81.47 歳、女:87.57歳とまあ、明治大正の人達の2倍長生きしています! 凄いことです。医学と衛生環境の進歩、そして飢饉からの脱出、戦争のない世界が寿命を伸ばしてきました。有り難いことです。

その一方、この地球のあちこちで戦争や内戦があり、劣悪な生活環境と飢えに苦しむ人達が大勢いることも事実です。新型コロナも収まっていません。何とかならへんものか? もどかしい思いがします。そして小生、数え72歳になったことを素直に感謝したいです。

皆様にとって今年も恙なく平々凡々で穏やかな年でありますよう心からお祈り申し上げます。